Heart Village

子供たちに
住まいと食事と教育を。

スリランカ子供支援施設
Heart Village -ハート ヴィレッジ-

2022年12月で募金の受付を終了いたしました。
皆様のご協力ありがとうございました。

ハートアライズでは、スリランカで貧困により学校へ通えない子供へ「衣・食・住・学」を支援する子供支援施設『ハート ヴィレッジ』を建設・運営する事になりました。

義務教育期間中の6歳~16歳の女の子が対象です。女の子に限定しているのは、同じ施設に思春期の男女を生活させる事のリスク回避と性的にも一番弱い立場の子供から守って行くという考えがあります。

新たに始まる子供支援


ハートアライズ代表
佐々木 純

2011年に立ち上げたハートアライズの活動もふり返るとあっという間に12年を迎えようとしています。
皆様のご支援のお陰で毎年充実した活動を続ける事が出来ております。
しかし、スリランカでは未だに生きるだけで精一杯の子供たちがまだ多く溢れています。
さらにコロナ渦において、これまで最低限の生活は何とか出来ていた家庭も現金収入を失い路上生活を余儀なくされ、同時に学校へ通えない子供が増えています。

これまでも定期的に食糧支援は行って来ましたが、子供の未来を救うまでには繋がりません。
貧困を抜け出し、自力で生活出来るようになるには教育が必要です。
そこで、ハートアライズではこれを機会に路上生活を強いられている子供を預かり、義務教育期間の就学と生活のすべてを支援しようと動き出しました。

卒業まで安心して暮らせる子供支援施設「ハートヴィレッジ」を建設・運営致します。大きなプロジェクトですが皆様のご協力をいただきながら必ず成功させたい思っております。

スリランカの現状

2022年・国家財政破綻を宣言したスリランカでは、現在多くの子供が学校へ通う事が出来なくなり、一日一食の食事もままならない状況に追い込まれています。

食べる事すらままならない家庭において、子供が教育を受ける自由はありません。
子供が貧困から脱し、将来自分の力で生きて行けるようになるには、義務教育をしっかり受けさせる事が必須です。
今スリランカでは、誰かの援助がなければ未来に希望が見いだせない子供が増えています。


かつて日本を占領軍から救ってくれたスリランカに、今こそ恩返しする時では…
(※詳しくは「HeartAriseについて」にて)

施設への入所希望者をどう募集するか考えました。
そんな時、ふと「申し込みすら出来ない子供がいるのではないか」と思いました。
そうです、本当に助けを必要としている子供は、手を挙げる事すら出来ない状況にあるのです。
そこで、ハートアライズでは各地域を巡回し自力では生活を改善出来ない状況の子供を見つけ、直接声をかけて行く事にしました。

支援内容

将来自分の力で生きて行く為には「義務教育」をしっかりと受けている事が必須です。
親に代わり入学までの手続きや必要な教育費を卒業まで責任をもって支援します。

調理師による健康的で美味しい食事を提供します。
施設で暮らす子供以外にも、周辺地域の貧しい家庭や子供への定期的な無料の食事提供も計画しています。

一人一人専用のベッドで安心してゆっくり休む事が出来ます。
日本では当たり前ですが、各自が個別のベッドを持つ事は子供にとって大変嬉しい事です。
小さな子供が寂しくないように、親御さんがいつでも遊びに来られる状況も作りたいと思っています。

現状と完成までのイメージ

2023年4月のスタートを目指しています!

現在460坪の土地、そして購入までにかかる諸費用、設計や許認可等の書類費用など約800万円(最終的に確定した段階で正式に報告します)については、これまで約10年間貯めて来た会費預金ですでに支払い済みです。

建築の許認可も正式に受理されました。

あとは建物の建築費のみです。建築費は約600万円です。
皆様の心あるご寄付のお陰であと173万9000円で目標が達成できます!
年内いっぱい寄付を募っていますので、皆様のご協力と、ご関心のあるお知り合いなどに当会をご案内いただければ幸いです。

※2022年9月26日現在

取得した土地はネゴンボ国際空港から車で30分ほどの海岸に近い場所です。

近所では、早朝に開かれる地元漁師による昔ながらの魚市場や小さな教会が並ぶとても静かな住宅地です。
現在はヤシの木畑になっていますので、残せる木は残しながら自然に囲まれた子供たちがゆっくりとくつろげる施設にしたいと思っています。

460坪の広さがあるので、施設の廻りには畑をつくり収穫なども子供たちに経験させたいと思っています。

外観のイメージ

まだ正式な設計図が出来ていないのであくまでイメージです。

建物の面積は、一階建て48.5坪です。ここに約10名の子供が生活をします。これが第一棟目となりますが、会員数が増え予算に目途がついたら二棟目を建設したいと考えています。

間取りのイメージ

ハートヴィレッジには、常時2~3名の大人が常駐する予定です。
子供たちの全般のお世話をする管理人、料理を担当する調理師、防犯上の監視をする管理人への給料はハートアライズの会費から捻出されます。


 

メール:heart.arise.npo@gmail.com
電 話:080-5567-6879 (平日10:00~16:00)

個別支援について

個別支援10万円以上をいただいた方は建設支援者として名前を建物に刻印させていただきます。
開設式の様子と合わせ刻印の写真をお送りさせていただきます。

30万円以上をいただいた方は、建設支援者として名前を建物に刻印させていただき、スリランカ現地での開設式ならびに開設記念パーティーへご招待致します。(※航空券、宿泊費は自費)
また、日本で開催する開設記念パーティーへ無料でご招待させていただきます。

この時代に残る愛の遺産を一緒に築いていきませんか。